クレジットカードや銀行カードローンに比べ消費者金融は怖いイメージを持たれがちですが、実際には法整備がされており一般的に想像されているような取り立てはありません。

消費者金融への誤解に対する誤解と実際の対応を解説します。

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消費者金融のイメージが悪い理由

一昔前の貸金業者や、ヤミ金の悪いイメージが消費者金融へ悪影響を与えています。

ドラマや漫画

最近だと「闇金融ウシジマくん」が有名ですが、これまでも消費者金融に関する漫画やドラマは多数ありました。

そういった作品では問題やトラブルについて衝撃的に作られており、クリーンな印象で描いているような作品はありません。

しかも、その貸金業者は正規の消費者金融ではなくヤミ金であることもあります。

法規制前の取り立て

後ほど詳しく解説しますが、平成19年12月19日の貸金業改正法で取り立てに関して厳しい法規制がされるようになりました。

規制以前は深夜や早朝の取り立てや職場への直接訪問、大人数による自宅訪問などドラマや漫画のような厳しい取り立てが行われていました。

倒産した武富士やアコムやアイフル、プロミスといった大手消費者金融であっても厳しい取り立てが国会でも問題視されました。

現在では貸金業登録をしている正規の消費者金融がこのような取り立てを行なうことはありません。

ヤミ金による違法行為

法規制が厳しくなった現在でも、法律無視のヤミ金融は存在しています。

彼らは「低金利」、「他社審査NGでもOK」、「審査なし即日融資」などの甘い言葉で金銭的に苦しい人を誘惑し、違法な金利設定や取り立てで利用者を苦しめます。

また、正規の消費者金融や有名な企業の名前によく似た名前やまったく同じ名前を使う、なりすましのヤミ金業者が多数います。

騙された人の中にはなりすましであることに気づかずに、正規の消費者金融に違法な取り立てをされたとネット上で訴える人もいると思われ、こういったことも消費者金融の評判が悪い一員になるかと思います。

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消費者金融の取り立ての実際

法改正前の消費者金融大変厳しい取り立てを行っており、ヤミ金業者は今なお違法な取り立てを行なっています。

それでは正規の消費者金融が、現在どのように取り立てをしているのか解説していきます。

厳しい取り立てや催促はないのか

現在は取り立てに関して法律で厳格に規制がされており、違反した場合消費者金融は貸金業登録の取り消しや営業停止を命じられる可能性もあります。

法規制の詳細

貸金業法第21条によって、以下のように規制がされています。

早朝・夜中の取り立てを行わない

「正当な理由がないのに」午後9時以降午前8時までの時間帯に、債務者に対して電話やFAX、訪問することは禁じられています。
なにをもって正当な理由とするかは明確ではありませんが、連絡なしに支払いの滞納したときに、日中に電話しても繋がらないときなどは9時以降でも連絡される可能性があります。

例え支払いが遅延したとしても債務者から連絡があるときには日中以外の取り立ては特に制限されます。

自宅以外に取り立てを行わない

「正当な理由がないのに」勤務先など自宅以外には電話やFAX、訪問することは禁じられています。
支払いが延滞してるのに連絡がつかない場合などは職場に連絡がかかってきてしまう可能性があります。支払えないとしても消費者金融から電話があったときには必ず折り返して相談する必要があります。

債務者宅に居座ることはできない

消費者金融は債務者の自宅などを訪問したときに、債務者等から退去してほしい旨を伝えられたら退去しなければなりません。

第三者に借入の事実を伝えてはならない

張り紙や立て看板などで、第三者に借り入れの事実を明らかにする行為は禁じられています。

債務者に他からお金を借りて返済することを求めてはならない

債務者に支払いのお金がないとしても、他の消費者金融などからお金を借りて自分のところの借金を返済するよう求めることは禁じられています。

第三者に債務者に代わって返済するよう求めてはならない

債務者の親類や友人などに対して代わりに返済してもらうように依頼することは禁じられています。

第三者に取り立ての協力を強要してはならない

第三者が取り立てへの協力(居場所や連絡先の提供など)を拒否しているのに、更に協力を求めることは禁じられています。

支払い延滞時の対応は

いかに法律が厳しくなったからといって、借り逃げが許されるようになったわけではありません。

もし支払いを延滞し催促を無視し続けた場合には自宅に消費者金融から取り立てが来たり、職場に連絡をされることもあります。

そうなると家族や職場に借入がバレたり迷惑をかける恐れがあるので、やむを得ず支払いが遅れる場合には催促から逃げず、自分から電話をかけて今後の支払いを相談しましょう。

中小消費者金融の安全性は

アコムやアイフル、プロミスといった規模が大きく知名度も高い大手消費者金融だけでなく、中小消費者金融に対しても法律は適用されます。

中小の消費者金融だからといって違法な取り立てを行なうということはないのでご安心ください。

消費者金融の注意点

消費者金融は審査が通りやすく簡単に多額の金額を借りれるようになる一方、利率は高めに設定されています。

すぐに返済できる人は負担が小さくて済みますが、返済が長期間になる場合払っていく利子が大きくなってしまいますので要注意です。

まとめ

消費者金融の悪い体験談がよく語られていますが、それは何年も前の法整備がされていなかった時代や消費者金融になりすましたヤミ金業者のもの、無計画な借入をして支払いを無断延滞などをした人の逆恨みであることが多いです。

貸金業登録をしている正規の消費者金融であれば法律を守りますし、さらに任意参加の自主規制機関である日本貸金業協会にも加盟している消費者金融はより厳しい自主規制や教育をしているので信頼性が高まります。

借り過ぎに注意して、計画的に利用するようにしてください。

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